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あとりえの部屋  〜 投稿順表示 〜


[348] 幸福を探すために消えたい
詩人:あとりえ [投票][編集]



戦地跡を歩いたような日は


綺麗な景
眺め求めるかのように



詩の空気に



髪を透かす
物語の情景
浮かぶ
月の花散る影



水すくい映す水面の白髪の少女は僕なのか



月夜に花散る詩を
浮かべてよ
白き髪に飾ってよ


しわだらけの手
若さ印すよに詩ってよ



水面に映る
幸福そうな二人の影
揺れ動く


それは僕ではない



だから消えたい
青空の雲のよに



僕が本当に幸福な心
探せる心の地へと


消えたい



2011/03/08 (Tue)

[349] 機能不全からの亡命
詩人:あとりえ [投票][編集]




あたたかな
レシピ作れなければ
冷たいものしか
作れなければ


作らなくて
よかったのにと


何回も

家庭持たなければ
恥ずかしいから
というだけの理由で


金が欲しいから
あの職についたと



そういう人たちの
薄い信頼と愛情は
あまりに薄く


僕は冷たいレシピを
たまに出す
たまになら
よかった


だんだん
判ってきた
健やかな愛情の中で
育ってはいない


健やかな対人関係に
恵まれない


それは連鎖だった


そこから少しずつ
抜け出していく
周囲とは
政権変わった時計のサイクル



ベルリンの壁を壊せ


亡命せよ


まず心から



2011/03/08 (Tue)

[350] コンピュータ支配の前兆
詩人:あとりえ [投票][編集]

 
コンピュータが人間を支配して来た前兆

さざ波ぐらいの時代に
ネットの波は
大波


津波警報など聞こえたか
聞こえなかったのか



犯罪に使う波乗りたち殖えてく

それはコンピュータに人間の心
支配されていく兆しの波


気づいているか
気付いていないのか



コンピュータから

コントロールされていく

人間の脆い姿


何の機能不全から?

繋がっていない

本当の信頼と


または気づかない?


いいえ

コンピュータにコントロールされ鈍感になって
しまった互いの本物の幸福に

エゴだった
それでも
信頼を繋げたかったのは
なぜだろう


コントロールしたのは
コンピュータでは無く

戦争を正当化するような亡霊
支配こそ力

コンピュータに亡霊が入り込み人間の脆さつき支配中
犯罪は大流行中











よく視えたんだ
心のネットワーク流れた

津波大波警報


2011/03/08 (Tue)

[351] 花散る惑星と亡命力
詩人:あとりえ [投票][編集]




君と花散る惑星の上で
詩い合う


いつしか僕は
僕が亡霊だと気づいた


君は幽霊といた

幽霊チャットのように


浮気されたよな
僕の勘違い


ただ
それだけで

詩の花まで散らした


花散る惑星で


僕は浮気でもされたよに
勘違い

今更でない

亡霊幽霊たったから

生身の人間には勝てない

副作用は生身の人間向きでは無い

ラットに実験
僕もラット

副作用は生身の人間向きではない


幽霊亡霊チャット向き



だから花散る惑星のよな
幻想のなか

見失いたかったのだろう


浮気などされていない
元から
存在など無く


もし在るならば
それは本気で
僕は
ただの幽霊
消えたいと思うのも
当たり前


ただ僕の消えたいは亡命

亡命力を望んでいる



2011/03/08 (Tue)

[352] 伝わる
詩人:あとりえ [投票][編集]



現場を見なくては

頑張ってる姿を

想像では無く


それは出来ないけど

伝わる

ことばと言葉の

狭間 垣間見えた空は

いつも


頑張っている君を

見る事は出来ないけど


伝わる


春は
僕にはいつも辛いことばかりだった


心負けてしまい
また
今度もそうで


人間の道は
辛いことの方が
多い時も

だからと
連鎖ばかりして
いられない


空は蒼く
青く

向こう君は頑張っている

伝わった


2011/03/08 (Tue)

[353] 清濁の輪廻
詩人:あとりえ [投票][編集]



悲しい辛いという域は
子供の名残りだという


もうそれさえも許されない

知を失った視界世界での
感情


清濁の中の人間たちの様々なる姿


空からの雨
川となり濁音
そこ泳ぐ魚たちの群れ


澄み切りはしない
視界先


清濁の輪廻



澄んだ空と水


見て飲んで

また眠り進め


2011/03/08 (Tue)

[354] 若者
詩人:あとりえ [投票][編集]




27時間 起きたまの意識だと
ご飯を全く食べない
精神状態と
同じなのかも

夜無しの白夜では
心の免疫力さえ
失いがち


僕は君に少しずつ
無理無く
元気になってほしい
無理なく
少しずつ


2011/03/08 (Tue)

[355] 衣替え
詩人:あとりえ [投票][編集]



今日
嘔吐した


寒くて真冬の衣類
着たまま
その真冬の衣類に吐いた


吐物が落ちた
真冬の衣は

もう洗濯するよりほかなく


それで真冬の衣類を
脱いで

新しい春先のものを出す

そんなきっかけが
無ければ
真冬の衣替える事さえ
なく


意識の切り替え


春先はまだ寒い
新しい衣も寒い

ただ
冬とは決別出来そう


春が来るよと
詩っていた


春はいつも辛い事が在った

優しい人でばかり
いられない心も


2011/03/08 (Tue)

[356] 青空から降って来る
詩人:あとりえ [投票][編集]



 君は天使


怯える子供たちが


恐怖に心奪われないよう


子供たちの心、傷つけない

よう笑顔を絶やさない天使


僕たちが子供では無く


大人であった悲しみの毒は

時に単純なものでは無く


僕たちは時に


子供へ還り


天使姿の先生が懸命に


悲しみ怖がっている子供たちを

別世界へ心導く姿を


僕たちは大きくなった

背丈のまま子供に還り


天使姿の先生が


悲しみ恐怖から別世界へ


導く姿を



青空から降って来る小さな小雨


春に変わる


2011/03/09 (Wed)

[357] クラウド凪がれても
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

君が辛い日や時が

在ったというのに


なかなか気づか
なかった関係



空の向こう

クラウド凪がし


少しずつ気候も季節も
変えて


僕たちが知らない
君の側も僕の側も

また変わっていくけど


この記しは
時の中
忘れてしまうけど


記憶の片隅や
記しとして残るなら

いつか


君がどんな日だったか
知らない


この空の向こう


あなたは頑張っているという事を

僕は忘れないで





2011/03/09 (Wed)
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