鎧をたくさん抱え歩いてしまっている花散る惑星地上の天の川泳ぐ魚の群れその傍らで茶を燻しまるで酒みたいに呑んで 鎧がらがらああそうかそうだったんだ花綺麗な惑星だね水切り魚たちの泳ぐ地の天の川 水の凪がれ澄み方涼しやかな日和僕の鎧は何の役にも立ちはしない花散る惑星で詩う俳す春の雨は君たちを連れていくよ清濁の世界から
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