何をすればいいかわからなくなった大好きなはずの音がピタリと止んだ僕はいったい、何を奏でていたの?君に伝えたくて奏でていたの。想いはこんなにも、溢れるのに言葉にできなくて、音にならない。書きかけの唄が、かけないまま聴きたくないとやめたメロディーをつけられないまま未完成の唄ばかり、この部屋に溢れて。
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