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soRaの部屋


[46] たとえば…
詩人:soRa [投票][編集]

たとえば眠ることをしなかった朝に
重たい瞼を持ち上げて朝の陽射しの下に出てみると
決まって何もかもがどうでもよくなる

急ぎ足で過ぎて行く人並みに取り残されて
群衆の中の孤独にすら気付かない

すべてを受け入れてみて
そしてすべてを吐き出して
するべきものも見失っていても
そんな事どうでもいいんだ

また夜がくるまで
僕を取り戻すには
この街の時間の流れは速すぎてまったく足りない

僕は僕にまんまと騙されて
いつもこうしてつまらない言葉でごまかしてしまう

たとえば眠ることをしなかった朝に

2004/03/28 (Sun)

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