詩人:安曇 | [投票][編集] |
空が凄く澄んでいる
薄く、綺麗な青が広がっていた
あの頃、友達とふざけあっていたあの土手は
どこかよそよそしかった。
あの頃は、すべてが私に近かった。
そして、すべてが私に遠かった。
壊れそうなつり橋を渡っているように、毎日が静かに揺れていた。
些細な風でも崩れてしまいそうな毎日を
必死にしがみ付いていた。
空が凄く澄んでいる。
薄く、綺麗な青が広がっていた。
ただ、それだけだったのに
凄く嬉しくて、なんだか喉の奥が熱かった
私の足元は、時々雨でぬかるむけれど
優しい道が続いていて
壊れかけのつり橋は
心の綺麗な箱に
丁寧にそっと隠しておきました。
薄く、綺麗な青の下
私は孤独ではないことを、堂々と言えるようになりました。
私は、幸せもんでした。
今も、そのつり橋の時も
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小さい花が揺れたから、今日はきっと優しい日。
柔らかい風がなんだか不思議に体を軽くして
心もほぐしてくれる。
そんな些細なことでいい。
些細な事を笑顔で語れる
あなたの凄さを気づけた時
私も近づけるかな。
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どこかに行きたいと、小さく呟いた
あの頃の私が時々、慰める
大丈夫、あなたは
結構幸せだ
一人だといってる、けれど
いつも誰かいた
気づかないだけで、誰かが誰かの
心配をしてる
そんなものでしょう。
誰かのことを思って、あなたが泣いたなら
いつか、誰かがあなたを思って泣くでしょう。
簡単じゃないよ、なにも
難しいは悪くないでしょう。
悲しい事だって、大変な事だって
いつかあなたの力に変わるから
キレイゴトだと笑ってもいいよ
だけど、強がりは時々でいいから
大丈夫、大丈夫と
魔法の言葉繰り返し
本当に大丈夫になるもんだ。
なるもんだ。
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汗ばんでるのに、冷たい指先
緊張してるんだ。
いつもより、
少しだけオシャレして
少しだけ静かで
少しだけドキドキして
少しだけ逃げたくて
少しだけ期待して
沢山の不安に飲み込まれそうになってる。
あなたの声を聞きながら、頭は真っ白で
少しだけ戸惑っている私の右手
少しだけ照れているあなたの左手
少しだけ震えているのは、どっちなの?
どっちでもいいや。
もう少しだけ、繋いでいたい。
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青と風とあなたと私
ただそれだけが、とても嬉しい
涙流し、心砕いた
二人の道を歩いてきたから
コーヒーと少しのタバコの香り
あなたの香りは、私に優しくなじむんだ
ずっと、仲良しってわけではなかったね
やっぱり違いはあるよ
出会うまでは知らない人だったから
たくさん言い合って、
たくさん涙ながした
たくさん喧嘩して
たくさん仲直りした
二人の道、続いてく道
私たちは歩くから
どんなに道が大変でも
手を繋いで歩こうね。
青と風とあなたと私
ただそれだけで、とても幸せ
壊して、直して二人の絆
きっとこれからも続いていくね
長い道のりだけどずっと
飽きることなどないでしょう。
青と風とあなたとわたし
ただそれだけで、二人は笑顔。
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ありがとう、のかわりに
君が好きな華を
二人で選んだ机にそっと飾って出てきました。
今日の風はとてもぬるく、もう夏に飲み込まれています。
熱がりな君だから、薄着で寝て風邪ひかないか心配です。
さよなら、なんて言いたくない
だから言うありがとう
この華にこめて。
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雨が降って、にじんだ顔が
僕をゆっくり飲み込むんだ。
雨の日は、思い出すから嫌い。
雨の日は、探してしまうから嫌い。
雨の日は、君がいないから嫌い。
あの日も雨だった。
とても、寒いよ。
夏なのにだよ、重症でしょう。
詩人:安曇 | [投票][編集] |
ピアノを弾いた。
音がなって、涙も出てきた。
なんで、私の前でピアノなんて弾いたの?
あの時の曲が流れるたんびに
ピアノを見るたんびに
ピアノの音を聞くたんびに
思い出しちゃうじゃないか。
優しいまんま消えたくせに
今も、会いたくてしょうがないじゃないか
ピアノに八つ当たりしても
しょうがないけどさ。