詩人:安曇 | [投票][編集] |
夕焼けに染まった雲
土手から見る景色
目が覚めるような青空
友達の笑顔
あなたの
手や
背中や
優しい目
くしゃってなる笑顔
涙が溢れた瞳
目のおかげて見れるから
好きになれた
僕の目ありがと
風の音
舞い上がる花びらの音
揺れる木々の音
心踊るメロディー
切なく胸が絞まるメロディー
弱々しいピアノの音
たくましいピアノの音
子供の声
笑い声
友達のふざけた言葉
優しい言葉
あなたの声
世界一優しいあなたの相づち
あなたの涙が流れる音
耳のおかげで聞こえるから
好きになれた
僕の耳ありがと
きっと
失わないと気付かない
ありがとを
気付かせてくれたあなた