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安曇の部屋


[21] 春風のような君
詩人:安曇 [投票][編集]

水を切るように
君は誰も傷つけない

やんわりと話すクセに
穏やかな笑顔で人を癒しているんだよ

君はいつも誰かを気にしてる


小さい石けん手の上に
置いて力一杯握ってた


何だか君はいつも
重いもの背負ってるね


意地らしいほどに優しくて
誰もが君を愛してる

君の優しさ春風のように人を包み込む


だけど、僕は心配だよ

もっと自分を大切に
ナンテ思ってるくせに

僕も君の優しさに甘えてしまってる


君の春風に
僕がなれたらな

君より自分勝手な僕だけど
君の力になりたいんだ


切なげな瞳が出してる
合図を
最初に感じ取れる人になれたら


僕になら
傷つけてもいいんだよ

2005/03/19 (Sat)

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