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安曇の部屋


[379] 刹那
詩人:安曇 [投票][編集]

散りゆく花びら
風に揺られて宙を泳ぎ光を浴びて
刹那に輝く美しさ

ほんの一瞬でも、それが花でも


貴方に恋をしていたんだ、私はずっと

二人歩む未来を信じて見つめてた


さようなら、とも
ありがとう、とも
言えずに終わる別れがあった。

どんなに好きでも、離れたくなくても
終わってしまう、別れは悲しいね。


風に揺られ空を見上げて、空がにじんだ。
ひとりぼっちのように、心が寒かった。


さようなら、とも
ありがとう、とも
言えなかった、言いたかった


ただ小さくなる、あなたの背中
見つめていた、見つめるだけだった


あなたに恋した、私をいつか誇れるように
好きになれるように

散りゆく花びら
風に揺られて宙を泳ぎ光を浴びて
刹那に輝く美しさ

ほんの一瞬でも、それが花でも


2009/09/09 (Wed)

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