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安曇の部屋


[449] 狂おしいほどに
詩人:安曇 [投票][得票][編集]

静かな幸せが
崩れ落ちた、いま


空虚感漂う部屋に

私、ひとり


思い出すは

あの人ばかり


流れ落ちる涙があの人へ募る想い


愛しいというよりは、狂おしい


この想いを抱えた心は

いつ割れてもおかしくないほど

パンパンに膨れ上がっている




さよならも言えなかった。


何も言えなかった。




消えないあの人の声


何度も何度も


狂おしいほどに


2011/11/08 (Tue)

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