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安曇の部屋


[75] コーヒー
詩人:安曇 [投票][編集]

茶色の海に
僕一人
ぽつんと浮かんでいます

茶色の海はとても苦くて
僕は悲しく一人
浮かんでいました

言葉に出せない想いたちが
茶色の海に溶けだして
茶色の海はますます苦くなりました

悲しくて痛くて
不安で
愛しくて

君への想い
全部溶けてなくなってしまえば
苦みさえもわからなくなるのかな?

涙がこぼれ落ちそうな時
友がくれたミルクのおかげで
僕は泣かずに笑えたよ


茶色の海に
僕一人
ぽつんと浮かんでいます

僕の想いを溶かして
ミルクの泡に
必死に掴まりながら

それでも
君を想ってしまいます。

こんなにこんなに
苦いのに…


想ってしまいます。

2005/08/20 (Sat)

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