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安曇の部屋


[74] ミルクコーヒー
詩人:安曇 [投票][編集]

苦いね、とても苦いね。




貴方といるときはいつも

コーヒーの中に入ったミルクみたいだった。




ゆっくり、苦味に溶けていく


ゆっくり、色も混じっていく




ミルクだけの力だと、苦味はとうてい消せない。


儚く回るミルクが溶ければ、


私の想いも、儚く溶ける



貴方の苦味を消すことはないかもしれないね。


でも、一緒に苦味に入っていくよ。


溶けて、消えたとしても


何度も、何度も




苦いね、とても苦いね。


2006/09/17 (Sun)

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