四つ葉のクローバーを持って泣いていた両手は泥だらけで少し痛く冷たい風のせいで僕の長い髪が光ながら揺れていた―行かないでそうずっと喉につかえてる言葉言葉のかわりに涙ばかりが溢れてしまう困られたくないのに強がりなんて今では無意味で言葉ではつたえられない想いを四つ葉のクローバーに願いをこめて
[前頁] [安曇の部屋] [次頁]