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黒の部屋


[66] アジアの涙
詩人: [投票][編集]

異国の唄に癒やされ

異国の唄に泣く

すがり訴えたどり着いた

その暖かい飯を食い

その笑顔にすがるのでした

手放した頃にくる絶望

異国の唄に泣く

黒を纏う事に嫌気を覚え迎えた朝

どこまでも言葉はつきまとう

絶望にも似た静寂と淡い宇宙の想造を

無くなったと思った時に動くには力がいる

異国の唄は静かに止まるのでした

2006/02/21 (Tue)

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