詩人:琉維 | [投票][編集] |
躰に残った
紅く 擦れた 傷
脳に残った
黒く ヌルイ 記憶
其処の穴に 残った
太く 暖かい 感触
只 夢
此処が 嫌 と叫ぶ
脳が 求める 快楽の 戯
裏腹に求める 心理
崩れる あたしの
声 躰 脳 穴
.ス ベ テ.
あなたが くれる。
深く眠る 夢の奥
快楽にも似た 夢の奥
あたしの鳴く 声
闇に掻き消された
シルエット
声だけが響く 此処の奥
濡らした唇
濡れた 其処
濡らした 此処
脳も 心臓も
此処も 其処も
明日も 今も
昨日も これからも
全部掻き乱し
哀れみの夢の中
胸の 此処
小さく 開いた 穴
深く 落ちる 前に
舐めあう 傷
美味しい と
笑えば いいの