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空白の部屋


[127] California
詩人:空白 [投票][得票][編集]

ビルに遮られた空
季節的な閉塞
ここだらけは
息が詰まる

そこには
ここは無いという
僕の足が立つ場所に

春の安らかさも
いらない

夏の解放感なんか
そことは
比べらんない

秋の美しさも

冬の切なさも

僕を繋ぐ鎖だ


匿名の視線

ツリ目の陰口


翼を下さいと
口ずさみながら


チケットが欲しい


壁に貼った

その青色が

僕の目に眩しい

2007/01/20 (Sat)

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