ビルに遮られた空季節的な閉塞ここだらけは息が詰まるそこにはここは無いという僕の足が立つ場所に春の安らかさもいらない夏の解放感なんかそことは比べらんない秋の美しさも冬の切なさも僕を繋ぐ鎖だ匿名の視線ツリ目の陰口翼を下さいと口ずさみながらチケットが欲しい壁に貼ったその青色が僕の目に眩しい
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