詩人:空白 | [投票][編集] |
ありがとうを
言えなくて
薄っぺらい嘘で
営業スマイル
起きてるか解らない
回路でひたすら
綺麗事並べてる
下らないね
消したいこと
壊したいもの
更に増えたよ
四季折々
睡眠不足で
世間に溺れる
疎外感
助けても言えない
小さな嘘と
継ぎ接ぎだらけの
体たらく
閉ざしたドアの
無くした鍵穴は
似せた鍵で
塗り潰した
眠い頭で
のっかる波に
始めから
ひたすら溺れて
不思議なんだ
部屋にいるのに
ほらここにいるのに
間違いだらけ
見境無く
無秩序の無色透明
目に見えなくて
もがくだけだ
約束したんだ
指切りで
夜に負けないって
落書きだけ増えて
理想が減ってく
ルールなんて
連日無視して
老人のように
解ったフリして
限られた時間を
無駄遣いするんだ