詩人:空白 | [投票][編集] |
頭が悪いよ僕はと
いつも声に出して
嘘くさい世界に
エンガチョ
追いつけない
関係を確認する
期待するから
苦しくて
結局失望する
困ったもんだね
最初から
知っていれば
素直に
世界を好きには
存在を好きには
多分ならなかった
千切れた断片に
躓いては
手当を受けて
突然突き放されることも
なかったね
滲んでいたのは
塗り潰された世界
捻った
ノートから
初めて学んだ
人だった
不思議なのは
変なのは
本当を知ることは
間違ったことだと
未知は未知のまま
無知は無知のまま
迷惑なんだよ
問題は今も
やるせなく増えて
唯一なんだ絶対は
予想はもういらない
ライトは
理性に当たり
ルールを作った
冷凍保存された
論文に構築されて
わかったことが
真実なの?