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チューリップの花束の部屋


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詩人:チューリップの花束 [投票][編集]


今試して浪人しないとどっちにも投稿できない
だから毎度ログインして書いてる
コンスタントに書くのは色々大変で色んな制限があるのだと知ったよ

僕は元々読むだけでよかったんだ
ただ夢見るような君の言葉に酔っていた
気持ちよかったよ、言葉酔い
響きが綺麗だったし感情の細かいふるえみたいなものが心を揺さぶった
そんな君が僕の相手を言葉でしてくれるなんて
それこそ夢だね
頑張らないと

でも、多くを望まないよ
これ以上の多くが降り注げばそれはそれは嬉しいけれど
言葉は全部比喩と受け取れば嘘ではないんだ
色んな解釈が可能だ、それが言葉の多義性
決して自分を卑下せず
これまでの確かな歩みは自分の勲章としよう
君にも僕にも、気持ちは確かにあったのだと良い方に取ろう
自分はまだ負けたわけではないし
ここで諦めなければ敗走ではない
向上していく方向を目指そう

君が騙すように逃げる夜も
侘しさが身に沁みるのだけれど
一方でその気持ちは理解できる気がするんだ
相手の気持ちは自分に伝染するし
その逆もそういうことがある
自分だって躊躇してしまうことはあるよ
得られる幸運があまりに大きいと持て余してしまうような気持ちにもなる
君を目の前にしてみれば案外普通なのかもしれないけれどね

君が最終的に選ぶものは何か?
それはまだ決まっていないだろうけれど
最高峰を手にするということはわかる
ゆっくり道草しながら行っても必ずその場所に到達するのだろう
君は努力家だから必ず望むものを手にする
君はそういう人だ

2015/12/27 (Sun)

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