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チューリップの花束の部屋


[46] 不治の病
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

ふたりで暮らした時間
長い長いゆめ
僕の頭はむしろ病気になってよかったかもしれない
何もないのに何かがあるって思えた
実感を伴ったゆめ
幸せの時間
このまま死ぬまで治らないだろう
治る必要が無いのだろう
ひとりで暮らす時間が続く
長く長く

2015/03/21 (Sat)

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