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チューリップの花束の部屋


[89] brown sugar dependence
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

ねえ、僕は今でも思い出すんだ
ずっとこの夢は続くのだと言ったけど
その時君は、無意識に僕が君に書いた沢山の手紙の内容を重ねたでしょ
それはさ、本歌取りとか何かの技法じゃなくてさ
君と僕だけが知る淡い思い出が積み重なっていった歴史であった
だから昔のことを思い出して僕は泣いたんだよ
僕の気持ちが君に届いたのだろうと思って凄く驚き、うれしかった
こんなロマンチックな話、映画みたいでしょ
月の光に導かれ、僕は偶々それを知った
ああ、ロマンスだけはいくつになってもやめられないね
もしかして、君もそうなのかな
ほろ苦い初恋のような味がいつまでも舌の上で転がる
僕の淡い気持ちはおそらく実を結ばないのだろうけど
それでもロマンだけは失いたくないのだ
もしかして君もそうなの

2015/09/12 (Sat)

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