詩人:猫のあし | [投票][編集] |
最近笑う度に
からっぽになっていく気がする
最近目を閉じると
制服を着た自分が
虚ろな目をして立っているのが見える
忘れていた 消えそうだった自分
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何でだろう
ずっと忘れてたのに
思い出したくないのに
今更頭に次々浮かんで悲しくなる
楽しい時間も 悲しい事も
悔しかった事も
二度と戻らないのに
過去は変えられないのに
今更後悔なんてしたくないよ
苦しくなるだけなのに
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キレイな星空に
広い大地
思いっきり寝そべって
キレイな空気を吸い込んで
まぶたを閉じた
このまま
あの空に吸い込まれそうだった
この空をどこまでも飛んで行けるなら
それも良い
本当の自由になれるなら
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人を縛り
人を傷つけ
人を殴り
人を癒し
人に力を与え
人を抱き締める
この数十年生きてきて
沢山の言葉と出会った
僕は言葉を大切にしているつもりで
使い方を
全然学んでいなかった
今でも
分からなくなるよ
僕には
抱きしめる言葉は見つからない
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今は真っ暗に見えても
明日は必ずやってくる
青い空は続くように
立ち上がり続ければ
道は続いていく
雨が強く降っても
また晴れて空が明るくなるように
きっと笑顔になれる時はくる
諦めないで
今は泣いても良いから
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真っ青な空
雲ひとつない空を見ていると
どこにでも行けそうな気がして
目を閉じても
鮮やかな青が見えるようで
ずっと空を見ていたい
ぼくにも羽があればな
どこまでも
あの空を
飛んで行けるのに
遠くに
遠くに
あんな風に
鳥みたいに
飛んで行けたら
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この世に生まれた事だけは
ぼくは後悔していない
沢山の素敵なものに出会えたのだから
生きていれば
全てを許せる時がくる
自分自身も
だから
前に進むことを
諦めないで