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猫のあしの部屋


[22] あの日の誓い
詩人:猫のあし [投票][編集]

夢を諦めて

逃げ出した道が

今もなお

光を失ったまま

続いている

何を見ても

何を手にしても

色がなかったのは

逃げ道を歩いてしまったからなんだ

いつか

死ぬことを辞めた日に

前を歩くと誓ったのに

見ないようにして

ごまかした

情けなくて、笑えない

あの日のぼくにも

あの頃の友にも

合わせる顔なんてないのに

傷ついたふりして

笑っていたんだ

いつ終わりがきても

後悔しない生き方を

選ぼう

あの日の誓いを

もう一度思い出すんだ

生きるために


2016/12/13 (Tue)

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