詩人:CHAOS | [投票][編集] |
何故か…
無償に顔が
みたくなったんだ
あわせた両の手が
妙に離れず
久々に
なんとも云えぬ
安堵の時が流れた…
酒は極上に甘く
体がすんなりと
受け入れる
例えば己の
欲を願うてみても
例えば皆の
平和を願うてみても
何を念おうが
全てがちっぽけに感じる
なぁ…じじぃ…
善も悪も
どうでも良いのか
全てを無にして
しまうんだな…
ひっぱり出した
掛け軸は
もう破れそうに古い…
描かれた
その眼は紅く
据えた眼差し
着物は古びれ
木の杖から生える
枝すら気にせず
堂々たる気は
全てを無にする
酒は旨いか…
導きの神とふたり
静かな宴をした…
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毎日つまんねぇ
同じ繰り返し繰り返し
朝日が昇り沈み
月が光り夜が明ける
短き一秒の
同じ繰り返し繰り返し
歴史を刻む
家を出て会社に行き
会社を出て家に帰る
毎日毎日
同じ景色の中を…
でもな…
そんなつまんねぇ
繰り返しを
大切にできる人間ほど
強いことはない…
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何もできずにいた…
容赦なく
過ぎ去るだけの毎日
いったい僕は
何をしてきたんだろうと
振り返るが
消えそうな足跡しか
残していない
そんな
もやもやと
くすぶるような心や
いらいらと
おさまらない心を
今朝…
眩しい光と輝く緑
爽やかな風が
一掃した空を映す
嗚呼…天照…
清々しい秋光に
輝く蒼い空
新しい空気が
心を鮮やかに
入れかえてくれる
そしてまた
一歩から始めれば
良いことを
天の光が
照らしてくれた道標
また一歩からと…
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今ここに居る自分は
何なんだろぅ…
強がってるだけで
本当は不安だらけ
勇気を出せない
情けない男
そんな男に
勇気を
与えてくれた貴女
一言…
ありがとう
T