詩人:CHAOS | [投票][編集] |
いつの間にか
閉じ込められた
此処には
沢山の人が
閉じ込められている
中はとても広くて
生きていくことは
できるけれど
時に生き苦しくなる
真っ暗闇になると
秘密の出口が見える
遠くて
届かない出口
あの穴の外へ
もし出られたなら
幸せなのだろうか…
あの輝く穴の外へ
もし出られたなら…
闇にぽっかりと
穴が開いている
見上げるばかりの
輝く出口を
皆
月と呼ぶ…
詩人:CHAOS | [投票][編集] |
悩んでんの?
悩んでない?
諦めんの?
諦めない?
急ぐのか?
急がなくていいのか?
泣く?
笑うか?
きっと
単純でいい…
行くのか
行かねぇのか
好きか
嫌いか
やんのか
やんねぇのか
単純に
どっちかなんだろな
だから
そんなに
悩んでんじゃねぇ
笑っちまえ
詩人:CHAOS | [投票][編集] |
あまいあまい
キャンディーに
にがわらい
ホットココアに
ためいき
ミルクチョコレートに
いねむり
ショートケーキに
しんこきゅう
マシュマロに
ふてくされ
あんみつに
なく
…ブラックコーヒーで
ほっ…
詩人:CHAOS | [投票][編集] |
彼女が
きっと一生懸命
作ってくれた
ドラゴンボール
真っ黒だ…
なかなか刺せない
ドラゴンボールを
六つ
苦くてとても
とても…マズイ
ドラゴンボール
あと一つ足りねぇぞ?
彼女は不思議そぉにいう
まだ食べる?
ドーナツ
…ドーナツ…?
コレは…
…ドーナツだったのか!
七つ食べたら
願いが叶うだろうか…
彼女の
あどけない笑顔が
消えませんように…
詩人:CHAOS | [投票][編集] |
2人だけの世界
だからこそ
嘘などつかなくて
いいんだよ
ありのままでいい
綺麗に飾ったアナタは
もちろん美しいけれど
それが嘘なら
哀しいのはアナタだろう
アナタが嘘をついたら
俺は叱るよ
俺が嘘をついたら
アナタに
叱ってほしいように
アナタの
ありのままを
愛したい…
詩人:CHAOS | [投票][編集] |
強欲に物ばかり
造り誇り人間
便利を競い無駄ばかり
造り誇り人間
果ては
汚染だのエコだの
温暖化というのは
自業自得なんだろな…
植樹などまでは
行けないが
心に一本
樹を植えてみようか…
毎日水や洗剤や油の
使い方を考え
自分だけの心の木に
なるべく綺麗な
水を与え育てみよう
どんな木が育つか
分からないが
一本だけでも
地球に
恩返ししてみるか…
詩人:CHAOS | [投票][編集] |
母が背におう
幼子に
「おつきさまが
綺麗だね」
と静かに語った
あの日から…
濁った地球
淀んだ社会で
欲の人混みに
生きた
それでも
今夜一報
母にメールを送る
「母さん
月が綺麗だよ…」
人はきっと
そんな繋がりで
あったかくなれる…
それだけで
いいんだろうな…
それだけが
いい…