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日月子の部屋


[2] 詩を書く理由
詩人:日月子 [投票][編集]

哀しい程の
    恋をして


あふれ出すのは




 涙

ばかりでは
   ありません





 抑え切れない
 強い願いが
わきおこるたびに



なにか

形に

ならないものが



ペンによって

綴られる




  永遠に残る
   何か

   になる
     のです





それは

人知れぬ涙の様に



静かに流れて




紙のうえに落ちて

 影
  を残す





   誰でも
 恋するものには
   分かる



一つの
呪縛

の様なものです




2004/01/05 (Mon)

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