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日月子の部屋


[3] I'M SLEEPLESS
詩人:日月子 [投票][編集]

空想は
甘く果てしなく

夜は
あまりにも短い

いっそ
飛び起きて

電話でも
いいんだ

君のオヤスミで
眠れたら

すべて
うまく行くのに




欲しいものと

手に入るもの

違うんだよ

なんて

得意のセリフ
つぶやいたりして

甘い
感触に
目覚ましを
かけるけど

まるで
心臓のヨコに

あたらしい
ハートが
できちゃった
みたいに

理性とは
まるで
関係なく

夏の
毒を
注ぎ込まれた

憂い
青色の
血が


トクトクと
身体を
巡ってゆく



2004/07/10 (Sat)

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