詩人:るどるふ | [投票][編集] |
最終列車で君は君の街へと帰る
少し早めに着いたから僕も一緒に乗り込んだ
さよならの代わりに握った手
普段と変わらない会話しながら強く握り締めたよ
出発を告げるベルの音
このまま乗っていたいな
潔くドアをでる
君は窓を開けて笑ってた
明日また会えるっていってるみたいな笑顔
さよならの代わりに撫でた頭
ベルの音に負けないようにやさしく撫でたよ
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さよならを重ねて僕らは出会った
数多の別れに感謝しよう
涙とともにありがとう
ようやく出会えた運命の人
僕を待つ数えきれないほどのさよなら
それはちょっと怖いけど
君がいるから平気
多くの人たちに二人で手を振ろう
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曇り空はいつものことだから見るのはやめよう
なんてうつむくのはもうやめにしよう
鈍い日差しに影を背をわしちゃ
足元は余計に暗くなるだけ
よく見れば万の表情を見せる空を目を凝らして御覧よ
きっと新しい発見があるはず
少なくとも鈍い日差しが君の顔照らしてくれるよ
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気持ち伝えるはずの電話が
いつの間にかこんなことに
すれ違うことなんて覚悟してた
今までどおりが通用しないのはどこにいても同じだから
覚悟してたはずなのに
僕に降る雨は君には降らないんだね
そんなこと考えちゃうよ
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一度寝ると
さっきまでのことも昨日になる
あんなに二人はしゃいだことも
もう思い出の一つさ
こうやっていくつもの朝を迎えて
いくつもの思い出を増やしていくんだね
窓に差し込む明るい陽
こんなふうに二人の未来も明るければいいな
目を覚ます度に思い出すのは
君のこと
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君
大切な人なのに
なんで大切にできないかな
君
いつもよく笑ってるね
その分泣かせた日の後悔ははかりしれないよ
もう君なんだって思ったのに
君が僕の欠けた一部だってわかったのに
両手広げ迎え入れることさえ
できないかな
なかなか難しいな
それでも大切な人
伝わらないかもしれないけど
君しかいないんだよ
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妥協ってそんなに悪いこと?
相手の意見を受け入れる
それがちょっと自分の意見と違っても
言い換えたらそれは「思いやり」じゃない?
いつでも自分の意見を通すことは正解じゃない
自分の意見が正解かどうかもわからないのに
僕は僕だけで生きてきたんじゃ
生きてくんじゃないから
だから僕は妥協する
大切な人のために
僕が僕であるために
妥協して生きていく
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特別って何だろう
特別なんてのはいつのまにか特別になっただけなんだ
一歩一歩確実に歩いていったら
そこはいつのまにか特別になってた
誰だって最初は一緒
確かにアドバンテージはあるけど
そんなの二三歩の差
諦めないで
歯を食いしばって
歩いて行けば
いつか特別になる
いつでも特別になれる
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もし神様がこの世界にいるのなら
多分神様は僕らに何もしてくれない
だって神様は全知全能なんだから
全部を知ってるのなら何もしなくなるに決まってる
知らないからどうにかしようって気持ちが生まれるんだもの
だから僕は神様にお願いなんかしない
初詣だってお願いなんかしたりしない
とりあえず誓ってみるだけ
僕はやるぞって誓ってみるだけ
僕は僕に誓ってみるだけ
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お揃いの指輪を買った
「お揃い」なんて
そんなの恥ずかしくてできないと思ってたけど
きみが左手に付けて
僕が右手に付けて
手を繋ぐと二つの指輪かぶつかる
なんかこういうのもいいなって
やっぱり恥ずかしいけど
なんかこういうのもいいなって思ったんだ