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るどるふの部屋


[117] 冬の始まり
詩人:るどるふ [投票][編集]

朝の寒さにかじかんだ手


少し痺れた指先に自分の息をかけて暖めた


けど暖かいのは一時で


手の平についた水蒸気はさっきより余計に僕の手から体温を奪う


やっぱり自分じゃダメなんだ


君の暖かい手で包んでくれなきゃダメなんだ


ダメなのに


その手を振り払ったのは他ならぬ僕

2006/11/16 (Thu)

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