雨の夜が好き雨音が雑音を払う曇り空が辺りを消す雨の香りばかりが漂うそして世界は僕だけになる滴る雫の冷たさが何もない世界に僕だけを鮮やかに残す僕は僕を知る境界線の曖昧な昼の世界じゃ僕はあまりにおぼろげだ僕は僕を取り戻すそしてまた昼の世界が帰ってくる
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