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るどるふの部屋


[48] 陽の沈む場所
詩人:るどるふ [投票][編集]

防波堤に座って沈んでく夕日を見てた


驚くほど早く落ちる夕日に君は目を赤く輝かせて「きれい」といったね


どれほど長い間僕らはこうしていただろう


すぐ近くにある君の手も触れられず


辺りが星達に包まれる頃には


二人の関係も少しは変わるかな


このままでもいい


このままじゃいけない


打ち寄せる波音に心を重ねてみても


砕け散るくらいならいっそ暗い夜の中へ…


けど近すぎる二人の距離がもう僕を許さない


今日はこのまま帰れない

2005/05/27 (Fri)

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