月が目隠しをされたよる天井は刻々と高さを増しいつしか私は広い世界に一人横たわるほしいものはここにないものここには何もないのだから私は私を抱き締めて眠るしかない広い広い四畳半の無限月の目隠しが取れる頃私に抱かれた私は夢を見るのでしょう
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