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るどるふの部屋


[50] 抱き枕
詩人:るどるふ [投票][編集]

月が目隠しをされたよる


天井は刻々と高さを増し


いつしか私は広い世界に一人横たわる


ほしいものはここにないもの


ここには何もないのだから


私は私を抱き締めて眠るしかない


広い広い四畳半の無限


月の目隠しが取れる頃


私に抱かれた私は夢を見るのでしょう

2005/06/11 (Sat)

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