うまくいかないどうしようもないものばかり数えて泣いてたなんて小さく惨めなんだろうと夜が怖かった自分の手さえ判然としない闇こんな小さな存在が抗えるとは思えなかったあの頃は世界が広かった無限の星々さえ一括りだったんだ世界はいつからか収縮を始め僕はこの世界に耐えられるようになったもう夜も僕も世界も怖くなくなった怖くないけどなんだろうこの焦燥感は
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