詩人:ちぃふぁん | [投票][編集] |
私は彷徨っている
どこまでも続く回廊を当てもなく
足元しか見えず
先は闇に包まれている
他に誰も居(お)らず
ただ自分独り
限界が来る事もなく
足が棒になる事もなく
絶望している訳でもなく
前へと進もうとする
ふと気が付くと
西日が私の背中を射していた
私は立ち止まり、振り返った
暖かい一日の終わりの陽が
私の目に射し込む
気が付くと、長い回廊は消え
私は広い大地に立っていた
そして目の前には沈み往く太陽が輝き
戒めるように私を照らし出していた
神よ、貴方が自然を創り 人を創ったのならば
私は貴方にこう問いたい
長い道程の先には誰か待っていてくれますか?
暗闇にもやがて光が射してくれるでしょうか?
神は答えなかった
自分で答えを見つけなさい、とでも言うように私を見つめた
私は前へと進む
自分を信じなければ
生きてなどいけないだろうから
その先に、誰か待っていてくれるのなら…
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立ち止まれば
彼らの足元に気付く
僕が立ち止まる中
彼らは歩き続け
栄光を築いた
ふと見上げれば
白い雲に気付く
幼いままの心が浮かんでいた
いつもどこかに置き忘れていた
純真無垢な心なんて
無くしたようで忘れてるだけ
記憶や間違った情報に
塗り重ねられてるだけ
いつも表面だけを見ていて
裏側や内側にあるモノを見ていなかった
視点を変える事が不器用な僕は
いつも何かを見落としていたのかもしれない
虫メガネや穴の開いたバケツから
または色の付いた硝子から
どこか比喩した現実を覗いていたのかもしれない
後ろを振り返れば
しがみついたままの子どもの僕が居た
次に何を行動するかなんて
分からないのが現実だ
Ha-ha-ha
指を銜えてただ見てるだけの人生なんて
つまらないから思い切ってみよう
ここいらでちょっと前に進んでみよう
「無理だ」「無駄だ」と叫ぶ人は置いといて
可能性や夢を追い掛けてみないかい?
悲観などばかりしていても
つまらないし楽しくないだろ?
辺りを見渡せば
僕と同じで懸命に生きてる人達が居る
僕みたいに
ただ馬鹿みたいに
楽しく生きているだけでも
人生に意味など無くても
別に悲しくなんか無いだろう?
側に居てくれる人が笑顔になってくれれば
それだけでも
僕にも生きてる意味があったってもんサ
立ち止まれば
自らの足元に気付く
彼らの栄光に捧ぐ
ふと見上げれば
白い雲に気付く
幼いままの心が浮かんでいる
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空はどんよりと曇って
どこまでもgrayで
今の私のもやもやした気持ちと同じ
気持ち良いはずの風が
なぜか悲しくて
暑過ぎる季節でも
嫌な雨降りの日でもないのに
でも…
悲しい気持ちの理由は分かってる
昨日逢ったばかりなのに
もう切なくて
逢いたいあなたには逢えない
「恋人にはなれない」
分かっている
でも…寂しいよ
ふとした時に想い出す
「好きだよ」という言葉を
私は信じてもいいの?
もう恋はしたくないけど
でも…
あなたに逢いたくて
私を見て欲しくて
手を繋いでいたくて
顔を見つめていたくて
でも…
これは、恋…?
よく分からない
そうやって答えから逃げてる
これが私の生き方
空はどんよりと曇って
どこまでもgrayで…
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私よ
何をそんなに悩む必要がある
考えるまでも無いではないか
始めから答えは出ている
間違いだと分かっていたはずだ
お前は何をしたいのか…?
眼鏡を取った世界は
ぼんやりと
全てが白く
「霧に消えてしまえ」とばかりに
しかし
眼鏡を掛けても世界は
ぼんやりと
全てが白く
何も変わっていなかった
あの人を好きになれた時間は
私を幸せにした
だけど
同時に
私を不幸にした
私を苦しめる
「サヨナラ」を言わなければ
自分も
あの人も
もっと
つらくて苦しくなるのは
分かっている…
私よ
何をそんなに悩んでいる
元々会うはずの無い二人が
出会ってしまったのは
運命なのか
不幸なのか
偶然を作り出したのは
神様の奇跡?悪戯?
「サヨナラ」を言わなければ
自分も
あの人も
もっと
つらくて苦しくなるのは
分かっている…
私よ
もっと善い恋を
まともな恋を
望みなさい
もうこれ以上
涙は流したくないでしょう…
「…サヨナラ」
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サヨナラ
サヨナラなの
サヨナラなのよ
もう逢えない
いいえ、逢わない
もう逢わない
サヨナラ、T
『そして、また私は恋心を殺した』
「サヨナラ」
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その気は無いのに
抱かれようとしている
何も知らない赤の他人に
馬鹿馬鹿しい
無意味だ、と思う
いつから私は
安っぽい女になったのだろう?
…どうして、
どうして寂しい…
恋しがってるのは私だけ?
寂しい…悲しい…
いつの日か
私を心から愛してくれる人に
出会えるだろうか…?
私の父のような…?
鏡に映る私よ、
どうして悲しそうな顔をしている?
どうして瞳を潤ませているの?
あなたの事、忘れます
このままだと
もっと辛くなるから
あなたへ宛てるロストラヴレター…
何通も、何通も…
おわり!
ハッピーエンドじゃないよ
喜びも笑顔も
用意されてないよ
残るのは
二人で過ごした楽しい時間と
涙だけ
ごめんね…
好きになってしまったの
だから、
さよなら。
もう、おしまい!
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密やかに愛しく
胸の奥に咲く蕾のように
そっと涙が零れ落ちる
あぁ 愛しさに呑み込まれそうな時
その切なさに出会った時、私は泣いた
心が満たされる、その感触に似ている
胸の中が、じわっとする感じ
新しい命の血が宿る感じ
人の優しさに満たされる
あの人の優しさに包まれる
私はどうしたのだろう?
何が起こったのだろう?
性以外に気持ち良くなる方法を見つけたのだろうか
あの人の言葉だけで…
…今までに犯した罪から目を反らす事は許されない
償いをするとすれば
あの人に「ごめんなさい」と言う事と
私が幸せになる事
自分勝手かもしれないけど
私はこれ以外の方法を知りません
だから…ごめんなさい、T
あなたをたくさん傷付けてしまったと思う
受信拒否にしてしまってごめんなさい
もう連絡は取らない方がお互いの為と思うから
私は決めたから
ごめんなさい
一言でも話すと尾を引いてしまうから
それは嫌だから
あなたには悪いけど
またどこかで偶然見掛けたとしても
絶対に声は掛けないで
遠くに見やって下さい
トイレの水にでも流しておいて下さい
結局それだけの女だったと
墓に葬り去って下さい
私は生まれ変わりたい
気付いた今は、他人から見て
「遅過ぎる」とか
「馬鹿過ぎた人生を送ってきた」と言われるだろうけど
それまでは気が付かなかった
気が付けなかった
愚かで馬鹿な私を罵るでしょう
きっと軽蔑するでしょう
まともに人の道を歩かなかった私を
だから止めたいのです
過去をリセットする事は出来ないけど
事実として残ってしまうけど
それらを塗り消すようなもっと偉大な事をしたいのです
私は人間らしく生きたいのです
だから…どうか、T
私を恨まないで下さい
それは無理かもしれないけど
せめて放っておいて下さい
お願いです
人としての人生を、私はこれから歩みたいのです
私はあなたで気付けたから
むしろ感謝しています
それと同時に罪悪も残ってしまったけど…
あなたと出会えた事は
私の中で良かったと思っています
ですが、もうこれ以上関わる事は出来ません
それを分かって下さい
言う事はそれだけです
今までありがとう、ごめんなさい…
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ずっと探していた
追い掛けていた
夢や友情なんかを口にしたりして
恋愛からは目を背けていた
手に入れると
見えなくなってしまう
慣れてしまう
当たり前になってしまう
別れてから気付いても遅いの
いつもそうだった
恋に夢中で
スタートだけ勢い付いて
周りを見る事が出来ずに
躓いてばかりで
愛を育てる事を知らなかった
今の私も
同道廻りの繰り返し
ちぃふぁん☆の恋はいつも短命
想いは気紛れで
都合の良い誰かを選んでた
キスをしても
体が触れ合っても
精神的な繋がりや信頼関係が生まれる事は無くて
それでも
19の頃は分からなかった事が
今になって少しずつ分かるようになってきてる
意味の無い恋の繰り返し
「私、何してるんだろう…?」
問い掛ける自分自身でさえ
今の居場所が分からなくて
何がしたいのか分からなくて
誰と一緒に居たいのか分からなくて
「今を大事に生きなきゃ!」と意気込んでみても
マンネリのような今の生活から抜け出せない
誰かと一緒に居たいと願っても
結局一人で居る事を選んでいる
知っているでしょう
ちぃふぁん☆の恋は短命
長続きした例(ためし)がないもの
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内面の私と外面の私
真面目な顔してて結構いい加減
「表裏有り過ぎ!ギャップ激し過ぎ!」
…なんて言われたってしょうがない
これが私なの
あなたが否定しようが批判したって
何も変わらない
私が誰と会おうが
誰とキスをしようが
あなたには関係ないわ
毎日が時の流れだから
いつも色を変えていくから
形を変えていくから
流されるんじゃなく流して生きてる
無防備な私はA.T.フィールドを持たない
傷付く事を望んでるのかもしれない
単純に諦めてしまったり
無気力感や卑屈感に埋もれそうになるけど
また誰かの手によって引き戻される
形ばかり取り繕って
人の視線ばかり気にして
気付かれないように悪い事をして
無意味な事を意味の有る事と思い込みたくて
また今日も嘘をついた
このままだと私
どんどん悪くなっていってしまう
失敗作の見本みたい
「こんな人間には成らないように気を付けましょう」
そう人生の教科書に載ってしまうよ
どうにかしたいのにな…
今の私は自分を見失ってる途中
鬱ではないけれど
爽でもないけれど
ダメな事は分かってる
良くなろうとする努力をしていない
いっその事死んでしまえば楽になれるだろう
でも、“でも”が邪魔をする
明日や次に期待する
あの人の事が気に掛かる
血を見ると恐怖を感じる
痛むと悲しくなる
冷たいと不安を感じる
温かみに触れると安心する
自分の事嫌いかっていうと
そんなに嫌いでもない
こんなんが私
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くだらない事
ばかばかしい事
誰か知らない恋の話に
いつの間にか
自分も巻き込まれてて
というか
関わってて
その人が
さっきまで
落ち込んでたのに
真剣に
私は
考えてあげたのに
暫くしたら
ケロッとした顔で現れて
「おう」
なんてぬかす
・・
・・・
・・・・ふざけんなよ
なんか
ヤな気分
ログアウトした
暫く
話したくない
・・・なんだよ
計算なのか?
彼と2人きりになるための
どうせ私は
邪魔者だよな
いいよ、もう
好きにしなよ
勝手にしなよ
くだらない
ばかばかしい
生きている事が
とてつもなく
くだらなく感じる
今日はもう
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