あなのあいたふうせんみたいに

しぼんだままのわたしのこころ

たいようにむかって

はばたくこともできず

あめがかなしみをふやすように

なきむしのわたしにさせる

たすけて

とどかないこえ

はしってもはしっても

ないてもさけんでも

せかいにはだれもいなくて

るりいろのあめがわたしをうごかなくさせる

かせきになればだれかみつけてくれるでしょうか

ながいよるはもうすぐおわってしまうね

…おれんじいろのゆうひをしることもなく

五万と居る人の群れ

メガネのあの人

ん〜・・・今日も現れない


なんだかな・・・


探してる自分に気付く

いいや、もう今日は帰ろう

雨の日はお気に入りの傘が差せるのに

リンゴ色した長靴も履けるのに


がっかりだなぁ　今日はお天気だから


「飛んでけ飛んでけ、とんぼさん」


梅干を食べて僕はしかめっ面をした

時が過ぎるのは早いね
追い越せないのはあなたの背中

累積するあなたへの想い

抱き締めあう事が好きなあなたは
いつも私を抱き締めてくれたね

素通り出来ずに視線が釘付け
キスしたいけどこの場所じゃ無理？

台本なしのこの恋
予定ではあなたにずっとしがみついてるつもり

穴の開いた風船みたいに
しぼんだままの私の心

太陽に向かって
羽ばたく事も出来ず
雨が悲しみを増やすように
泣き虫の私にさせる

「助けて」

届かない声

走っても走っても
泣いても叫んでも
世界には誰も居なくて
瑠璃色の雨が私を動かなくさせる

化石に成れば誰か見付けてくれるでしょうか

長い夜はもうすぐ終わってしまうね
・・・オレンジ色の夕日を知る事も無く

あなたに貸したモノ全部返してよ



あなたにあげた気持ち返してとは言わないから

あなたなんてだいきらい

いつもわたしにいじわるするから

しかえしできないのしってて・・・

てをふるあなたにあっかんべー

るいせんがゆるむのはどうしてかな・・・？

お元気ですか？

もうあなたから連絡が来なくなってどれくらい経つのでしょう・・・

いつも仲良しだったから

はじめて出会ったのはいつだったかな・・・

となりに見えてたあなたの横顔を

どうしても忘れられなくて

きれいな想い出達だけが私の中に残ってるよ

またね、と手を振ってから　どれくらい経つの？

すぐまた逢える、なんて嘘だったのかな・・・

からからになった私の目から流れたモノ

・あなたを愛していたという事実

・あなたを忘れられない私

・お願いだから、独りにしないで・・・

あなたは私の前から去って逝ったのに・・・

どうして記憶だけが残るの？


やめてよ・・・やめてよ・・・

もう私を苦しませないで


あなたの事はもう想い出さないの

あなたをもう愛してはいけないの・・・


さよなら・・・さよなら・・・

もう逢わないと約束して


今の私にはつらすぎるの

あなたの断片が私の手元には残るよ・・・


それでも想ってしまうのは

私がまだあなたに甘えてるせいだから・・・


どうか忘れさせて・・・

ごめんね・・・今のボクは自暴自棄なの

ごめんね・・・こんなにも自分勝手で

ごめんね・・・簡単に愛を裏切って

ごめんね・・・結局ボクは自分が一番可愛いのかもしれない

ごめんね・・・だけどボクはボクが許せない


ごめんね・・・君の愛に応えられなくて

ごめんね・・・きっと君も苦しいから

ごめんね・・・ボクは君にさよならします・・・


ごめんね・・・ごめんね・・・・・・