詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
疲れたら休めばいい
そう想うよ
きっとわたしもそう言う
でも・・・
無責任だよね
疲れたら休めばいい
休めないんだよ
疲れてると自分でも分かるんだけど・・・
刻一刻と刻む刻がね
休ませてくれないんだよ
心が安まらないんだよ・・・
だから休めないんだよ
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
刺さった棘は抜けばいい
でも
刺さった傷は治っても
傷痕は残るんだ
そしてときどき疼くんだ
傷痕が
誰にも見えない
心の傷痕が
棘は抜いたはずなんだけどな・・・
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
散っちゃったね
まだ咲いてる木もあるけど
散っちゃったね
花びらが
今年も咲いたよ
って教えてくれてる
黄色い花の花びらの上に
ちょこんって乗ってたよ
黄色い花の髪飾りみたいだったよ
来年は
咲いているときに逢いに来るね
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
心のまま想いのまま言の葉を連ねられたなら
心のまま想いのまま動き生けたら
どんなに幸せだろう
素直になりたい
装飾はいらないの
華美じゃなくていいの
朴訥でありたいのに
でもそんな勇気がもてないの
でもそんな自信がもてないの
だから
言の葉を雪化粧してしまう
その雪化粧した言の葉に従い動き生きてしまう
この雪化粧を溶かす
勇気と自信を
手に入れたいな
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
あなたの傍に居られなくて離れていても
わたしはあなたを感じてる
わたしが傍に居なくても
あの人は
わたしのこと感じてくれてるかな?
感じてもらえる
そんなあの人にとってのわたしになりたい
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
想いの先が怖くなること
ないですか?
不安が先立って
怖くなること・・・
この不安はきっと
想いの強さと
自分への自信とのアンバランスから来るんだよ
だから
もっともっと頑張って
想いの強さを上回る
そんな強さと自信を身に付けないとね
この不安も
想いの強さから来るのだから
この想いが本物だって
信じられるから
頑張れる
怖さを感じることも
想い続けるには不可欠なんだよね
詩人:白木蓮 | [投票][編集] |
少しずつ暖かくなって
人は春の訪れを感じ始める
そして
厳しく凍てついた冬のことを
忘れてしまう
でも忘れないで
春の前に冬があったこと
厳しく辛かった冬があったこと
そうすれば
春の暖かさをもっともっと
感じられるから
忘れないで
辛かったときを
春を待ちわびた季節を
そうすれば
いまの暖かさを
幸せを
もっともっと感じられ
大切に想えるから