詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
眠い眠すぎる…
日常がつまらなくて
眠くなる
休みの日くらい
休みなさい
休みの日くらい
自分のしたい事をしなさい
自分のしたいことが
仕事になってしまった
なんて贅沢な悩みなんだろう
煌びやかな衣装に
豪華な舞台セット
大きなホールが
社交界の場と化す
そんななか
大勢の観客の前で
歌って踊る
大きな会場で
マイク使用は禁物
生身の声が勝負な世界
美術に演劇に歌い手にオーケストラ、そしてバレエ…
芸事のすべてが
一度に集まる芸術
それはまるで非日常
当然この日を迎える為に
仲間ともども訓練をする
日舞に洋舞に演技訓練、歌の訓練に語学訓練
日本語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語…
語学のシャワーだ
それでやっと舞台稽古
すべてを乗り越えた先の
舞台公演は堪らない
特に千秋楽
達成感と言いようのない感情がこみ上げる
まるで夢のような時間だ
でも夢の時間は呆気ない
すべてが終わると
平凡な日常
非日常の中にいる分
平凡な日々は愛しい筈なのに…
ネットをしても
ゲームをしても
つまらない
大好きなはずの
映画鑑賞でさえも
直ぐ飽きる
ショッピングも
ワクワクしない
ただ歌い仲間も私も
食べることと寝ることは大好きだ
プロフィールに
趣味は寝ることと
書くくらい
だから食べては寝てを
繰り返す
眠い眠すぎる…
日常がつまらなくて
眠くなる
朝からそんなことを
考えてたら
あっという間に
一日が過ぎてしまった
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
花から花へ
飛び回る蝶のように
自由の身でいたい
無垢も淫らも
本気も遊びも
快楽から快楽へ
恋に恋するのよ
本物の愛なんて
要らないわ
私が人生に望むことは
たった一つ
「楽しむこと」
この心は常に
新たな刺激を求めてる
でも今はただ
アナタだけを
愛しているわ
官能と快楽の渦の中で
アナタとダンスを…
どこまでも貪欲に
溺れていきたい
そしてまた
新たな花を求めて
この心は飛んでいく
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
好き好きとっても大好き
本当はじゃれつきたいのに素直になれなくて
そっぽ向く
でも物凄く寂しくて
耐えられなくなると
気のないフリしながら
ご主人様の様子を伺うの
本当は嫌われていないか内心ドッキドキ
それにご主人様の
気を引こうともしちゃうわ
色恋ゴト好きに見せたり
ワザとご主人様を怒らせたり
本当はいけないって
分かってるんだけど
不安で仕方ないから…
愛されてるっていう
安心が欲しい
ご主人様の笑顔が見れれて ただただ頭を
ナデナデされるだけで
満ち足りて
みゃーぁ、ゴロゴロ
プレゼントとか
サプライズとか
そんな特別なことなんて必要ないの
アナタの温かい手と
アナタの優しい笑顔さえあれば
それだけで幸せ
ご主人様が他のコを
猫可愛がりすると
嫉妬しちゃう
嫉妬というより
心がチクッと痛む
痛くて涙がこぼれそう
そんな顔も心の傷も
一切見せないけどね
ご主人様の
本当のペットは誰?
アナタは私の
ご主人様なのに!って
ボーっと眺めながら
目の前が涙で滲むの
アナタがとっても遠いよ
それで自分の中で悟るの
「もう諦めた方が良いんだ」って
だって孤独で希望ないから
そっぽ向くの
振り向かないように…
振り向かないように…
自分を騙し騙しね
でもご主人様が構ってくれると超ご機嫌
でも愛情が深すぎて
熱すぎると毛を逆立てて
ビックリしてしまうから
そっと優しくしてね
ご主人様のことは
大大大好きだよ
だから本当は嬉しいんだ
だけど刺激が強いから
驚くし凄く恥ずかしい
ドキドキして俯いた顔を
上げられなくなる
素直じゃない照れ屋だから
ご主人様から貰った
言葉の首輪
リンと美しい鈴の音(ね)
この音が好きなの
首にしてると 大好きな音に包まれる
そして丸まって眠るの
そこが黒猫の安住の地
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
もう慰めなんて
要らないよ
優しい言葉も気休めも
ひとり行く帰り道
辛くなってしまうから
どうか背中で見送って
凛とした姿で
決して揺るがない想いを
そして振り返らずに
見送って
別れはいつも
やってくる
幸せの後ろについて回る
ひとり行く帰り道
哀しみ背負って堪える
どうか背中で見送って
凛とした姿で
決して揺るがない想いを
そして振り返らずに
見送って
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
あなたの甘美なメロディー
繊細な心の叫び映す
不器用さも傲慢さも
哀愁さえも
描けるエンターティナーだったね
あなたと二人で書いた譜面
ハッピーエンドばかりでは無かったけれど
2人で奏でた歌
今では私の宝物
アナタは今、
燕尾服を着て
ひとり戦場へ
その姿を遠くから
祈るように見つめてる
そんな女がいた事を
どうか忘れないで
さぁ、戦場の幕が開く
熱いくらいライトに
照らされて
あなたは今日
どんな伝説を作るのか
新たな幕が上がれば
今はもう私は居ない
出来上がった歌には
終止符を
それが決まり
この世界のルールなのだから
あなたと二人で書いた譜面
ハッピーエンドばかりでは無かったけれど
2人で奏でた歌
心の糧に生きていきます
アナタは今、
燕尾服を着て
ひとり戦場へ
その姿を遠くから
うっとりと見つめてる
そんな女がいた事を
どうか忘れないで
あなたと出会えたこと
後悔なんかしてない
あなたに出会えたこと心から感謝します
ありがとう
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
寂しかった
悲しかったの
冷たくて
素っ気ない態度が
苦しかった
ねぇ、こっち向いてよ
無視しないでって
試し行為だって
分かってたのに
いつも心が痛かった
他の子と笑ってる姿が
丁寧に優しく扱ってる姿が
見ていて辛かった
ずっと素直に言えなかったよ
嫉妬して そっぽ向くしか
出来なかったから
本当は笑っていてほしかったのに
素直にいうとね
構ってほしかったよ
でもね
束縛したいとか
独占したいとか
そういう事ではないの
みんなに優しく
女の子にも尽くして
紳士的に振る舞う
そんなアナタでいいの
そんなアナタでいいから
少しだけ優しくしてほしかった
好きなはずなのに ずっと一緒に居たかったのに
あなたの傍に居る時間が
心が とても痛かった
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
ねぇ、先生…
私の今の先生
「にゃるる先生」
っていうの
面白くて優しいんだけど
素っ気なくて猫みたいな先生だから
「にゃるる先生」
でもね、とっても真剣に
向き合ってくれるの
私のことなのに
「イイせんいってるのに、何か惜しいんだ。だからスッゴく勿体ないんだよね」
って自分のことのように
悔しがってくれたの
「僕も教えながら学ぶことがある。一緒に頑張っていこうな」って
そう言ってくれたの
にゃるる先生は
優しいけど厳しくて
少しの妥協も許さない
私の声を聞いては
何度も何度も「違う」って言うの
私も妥協したくないから
何度だってやり直す
どんなに出来なくても
絶対にあの先生は
諦めたりなんかしなかった
出来たときは
一緒になって喜んでくれた
にゃるる先生の瞳は
とても綺麗で熱い目をしていたよ
あの真剣さに
私は救われたの
ねぇ、先生…
いつからか
貴方のレッスンには
情熱を感じなくなった
諦められてたこと
知ってたよ
あのとき貴方に
言われた言葉
「これ以上やっても
キリないから…」
1年前の貴方なら
こんな事はけっして
言わなかった
辛かったよ
先生から期待されない事が
真剣に向き合ってもらえなかった事が
あれから心を閉ざした
大人なんて信用出来ないって そう思った
でももう一度
信じてみたいって
思える大人と出会ったんだ
「にゃるる先生」は
そういう人です
ねぇ、先生…
貴方の生徒に言われたよ
「近頃の若い子は直ぐほっぽりだして辞めちゃうんだから…」
「なんで先生を選ばないのか理解できない」って
私は「にゃるる先生」を信頼できると思った
だから貴方を諦めて
ついて行くことにした
ただそれだけのこと
私はいま
「にゃるる先生」を
心から尊敬しているの
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
貴方の声に草木は目覚め
萎れた花は息を吹き返す
その響きは力強く甘く
愛の旋律は微風の様に
辺りに柔らかく吹く
貴方の声に心は目覚め
枯れた想いは芽吹いて育つ
その言葉は甘く囁き
貴方の唇は人々の心に
たくさんの愛と感謝を歌う
貴方の声にニンファは奏で
言葉を失った笛吹は
草原のなか喜びを歌う
その歌声は高らかに響き
静かな祈りと慰めは
神々の祝福を受けるだろう
その歌声は高らかに響き
貴方の唇は人々の心に
たくさんの愛と感謝を歌う
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
無性に寂しい
独りが怖い夜
心にできた底なし沼
ぽっかり空いた穴
それを埋めたくて
無性に寂しい
たった独りの夜に
人肌に触れたくなった
この淋しさを
埋められるなら
誰だって良い
誰だってよかった…
新しい恋人も
新しい刺激的なシナリオも
求めたいだけ求めて
ノドの渇きを潤すように
でも心はちっとも
満たされなくて
幸せでもなくて
淋しさを増長させるだけだった
けっきょく新たな恋人も
新しい恋シナリオも
飾りにすぎない
まるでただのアクセサリー
貴方と居たときみたいに
ドキドキ出来ない
胸がキュッてならないの
なにより貴方の時みたいに
相手を愛せない
そのぶん心の底なし沼は
もっと深くなった
今では寂しさだけが残って
上手く笑えないよ
幸せな笑顔というものを
忘れてしまった
それでも独りが
寂しい夜
誰でも良いから
人肌が恋しくなる
何故だか分かってる
貴方はもう
戻っては来ない
それなのに私の中には
キラキラした貴方が
まだ居るから
愛する人は
もういないのに…
この淋しさを
この痛みを
貴方意外で癒すには
あとどれだけ偽りの恋で
身も心も汚せばいいのだろう
そんなことに私はもう
疲れてしまった
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
大きなバースデーケーキより
綺麗な花束より
どんなプレゼントより
貴方がいい
貴方に会いたい
貴方の笑顔が見たい
もう二度と
戻ってこないと
知りながら
そんなことを思う
25の昼下がり