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ハッキリ言ってやろうか?
大嫌いだよ 君なんて
大好きなくらい大嫌い
もう二度と会いたくない
もう二度と会えない
拒絶する気持ちは
拒絶する言葉は 強がり?
私は何をやってるんだろう
何で気持ちが
境界線を越えてしまったのか?
配役の過ち 間違い
私はミスキャスト
率直に言ってやろうか?
大嫌いだよ 君なんて
大嫌いなほど愛してる
もう二度と傷つけたくない
もう二度と傷つきたくない
拒絶する気持ちは
拒絶する言葉は 怖いから
私は何をやってるんだろう
何で君の言葉をいつも期待してしまったのか?
配役の過ち 間違い
私がミスキャスト
ハッキリ言ってやろうか?
もう言わないよ
愛してるだなんて…
だって初めから ミスキャスト
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
2人は騙し屋
みたい夢は見れたかしら?
貴方も私も ただの演者
アドリブだらけの夢芝居
騙し騙され 甘い駆け引き 欲しい言葉も
酔わす仕草も
魅せて魅せられ 見事な演技
私の負けね
でもまぁ頑張ったでしょ?
貴方好みの 夢は見せたわ
これで満足?
でも負けないわ
最後くらい苦ったらしく 終わらせてあげる
所詮は騙し屋
欲しいものは手に入った?
貴方も私も ただの演者
間違いだらけの恋物語
落とし落とされ 恋の策略
愛しい瞳も 甘い吐息も
惑い惑わせ 見事なゲーム
私の負けよ
でもまぁ頑張ったわよね
貴方好みに 泣いてみせた
これで満足?
でも貴方の負けよ
最後くらい憎ったらしく 終わらせてあげる
実力派俳優さん
欲しかったものは
奪えたかしら?
縛りかけたそばから
いとも簡単に すり抜ける
貴方が書いた支配シナリオ
いつの間にか小娘に
書き換えられた筋書き
それを貴方は
ひっくり返せない
夢芝居・恋物語
名優さん今回ばかりは
貴方の負けよ
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女の子に抱きかかえられたお人形
2人はいつも一緒
幸せそうな笑顔
来る日も来る日も
毎日女の子は
お人形と楽しく遊んでいた そんな彼女を
幸せそうに眺めていた
ちゃんと知っているよ私は玩具 でも大事にしてくれる君が好き
だから私も君が大事
ずっと君を
見守っていたいよ
女の子に抱きかかえられたお人形
今では忘れ去られた存在 お人形の瞳には
悲しみが映っていた
来る日も来る日も
毎日女の子は
新しい玩具を探し続けた そんな彼女を
ただただ眺めていた
本当は知っていたよ
私は玩具 飽きたら君はもう 新しいモノへ 壊れた玩具に興味は
ないってこと
おめでとう 君は
大人になったんだね
その日から
お人形の時は止まった
その瞳に光はなく
来る日も来る日も
ただただ色のない空を窓から見ていた
その表情に色は無く
来る日も来る日も
ずっとモノクロの景色を 窓から見ていた
ある日 お人形に
感情が芽生えた
「…………。」
ある時 瞳に
光が差した
色を失っていた空には秋風が吹き
モノクロの景色は
いつしか煌びやかな光と白い雪 そして沢山の幸せが溢れていた
「…………。」
そしてお人形に
意志が宿った
「ここから出たいな。愛されたいな。」
止まっていた時が
動き出す
「ごめんね、さようなら。」
その日 お人形は死んだ
そして人間になった
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闘うことで繋がって
いられるのなら
私はあえて闘わない
何が何でも終わらせる
強引にでも幕引きを
分かってるさ
繋がっていられる事が
どれほど嬉しくて
どれほどかけがえのないことなのか
一瞬でも気を抜いたら
また貴方に心を
かっさらわれる脆さも
懲りない奴だなぁ…私って
でもね 顔を合わせたら 上手く行かないことだってある
堂々巡り
同じことの繰り返し
それが分かっていて わざわざ傷つけ合う道を 選ぶこともないだろう
もう時効だよ今更ね
というより 私は貴方に 傷つけられたことなんか 一度も無いわ
むしろ傷つけたい衝動に駆られたとき その矛先が私に向いたことは良かったんじゃないかな?
他の人に向くよりは
孤独も 不安も 悲しみも 恐怖も 虚無感も 憂鬱も よく分かる
ホント 生きにくい
世の中だよね
傷つけたい 壊したい衝動だって 仕方のないこと
だからもう恨んでないよ 今なら心から言える 「貴方らしく生きて」
好きなことをして 好きな話をして 好きな人たちと 楽しく過ごせばいい
今まで、自分を犠牲にして辛かったね 寂しかったね
でもよく頑張ったね
その生き方自体が 尊敬に値するほど
凄いことなんだよ
そしてきっと
本当の貴方は
温かくて 甘えん坊さんで 優しさの塊のような人
私は今でもそう信じてる いや、確信してる
だって甘えん坊さんな貴方が私は大好きだったんだから
だからこそ
してほしいことがあったのなら 抑圧しないで 甘えて振り回してほしかった
手に入らなかったものも 失ったものも 欲しいモノは 自分の手で いちから
築き上げればいい
でも忘れないで
貴方らしく生きること
もうこの先 会うこともないだろうけど
貴方の幸せと活躍を
心から祈ってる
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貴方は凄いね
逃げ出したそばから
すぐに私を見つけ出す
それとも これは偶然?
だったらこれも 運命か
嬉しかったよ この上なく
でも敢えて
気付かない振りをするね?
貴方には
守らなきゃいけない掟があるでしょ?
他の娘息子たちに
示しがつかない
なんてことにはさせない
大丈夫 私はいつでも
ここに居るよ
貴方が躓きそうになったとき
受け止めてあげる
私が転びそうになったとき
いつも支えてくれた
あの時みたいに
貴方は凄いね
逃げ出したそばから
すぐに私に追い付く
それとも これも偶然?
度重なる驚きも
いやはや運命なのか
ドキドキしたよ
ときめいた
でも敢えて
気付かない振りをするね
貴方には
破れない掟があるでしょ?
娘息子たちを守れない
なんてことにはならない
大丈夫 私はいつでも
ここに居るよ
貴方が躓きそうになったとき
受け止めてあげる
私が転びそうになったとき
いつも支えてくれた
貴方みたいに
寂しくなったら
泣きたくなったら
いつでも おいで
シンプルだけれど
貴方への 貴方にだけの
言葉で迎えるから
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手を挙げろ?
嫌よ
無駄な抵抗だと
分かっていても
最後まで暴れ回るわ
完全包囲?
抜け道だって
あるかもよ?
私は、じゃじゃうま
じゃじゃうま娘
こんなこんな横暴
貴方には扱えない
手に余る 攻略不可
だから諦めてね
私は、じゃじゃうま
じゃじゃうま娘
手を挙げて
「貴方が好き」だと
降参したい
そんな甘い気持ちに
心惑わされれば
胸締め付けられ
苦しくなる
「好き」だなんて
言わないわ
だから気張って言うの「嫌よ 諦めてね」
私は、じゃじゃうま
寂しがり屋なの
素直になれない
じゃじゃうま娘
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よく分かったよ
やっぱり貴方は
何も変わらないんだね
それはそれで
仕方ない
今思えば それは
ごく当たり前なこと
人はそんなに容易くは変われない
分かってる そんなこと
本当に
とんだサプライズ
動揺を隠しきれない
楽しかったかな?
人が硬直するのを見て
ワクワクした?
どんな気持ち?
ねぇ教えてよ
貴方が変われるまで
気長に待とうと思ってた でもそれは貴方からしたら 必要のないことみたいだね
よく分かった
私たちは合わない
全てがチグハグで
互いに反発しあう
仕方ないよね?
だって相性最悪なんだもん
だからもう待たないよ
それでいいでしょ?
貴方にはいくらでも
私の代わりなんて居る
だからもう忘れるね
それでいいでしょ?
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惰性だっていいんじゃない?
熱意もなく
習慣のまま
勢いだけで物事を
続けること
確かに 辞書引くまんまの意味なら これだ
だけどさ もっと頭を柔らかくして考えてよ?
熱意があるなしじゃなくて もうそれが傍にあって続けることが
当たり前なの
自分の周りに
空気や酸素があるのが当たり前なように
日々の日常だよ?
惰性だっていいんじゃない?
熱意もなく
習慣のまま
勢いだけで関係を
続けること
確かに 言葉のまんまの意味なら これだ
だけどさ もっとイメージを膨らまして?
熱意があるなしじゃなくて 貴方が傍に居てくれるのは とても
当たり前なの
何も言わなくても
互いに分かっちゃうような 素敵な関係
ごく自然なこと まるで夫婦みたい
汚いとこや 毒々しい所に惚れた 貴方と私
結局、好きになるところまで 一緒なのね
札付き同士 分かり合える だからこそ
惰性だっていいんじゃない?
互いに自然に存在しあう関係 まるで夫婦みたい
そこに熱意はなくても
その分 愛情があるわ
愛はあるんだもの
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苦悩の海でさまよい続け
黒い影が体に絡み付く
想いとは裏腹な言葉は
毒を持って紡ぎ出される
裏切りだらけの
悲しい歌声は
自分の心までもを
縛り付ける
いっそのこと楽になりたい
落ちてしまいたい
深い深い 孤独の海へ
優しい悪魔さん
さぁお願い
毒に浸った言葉のナイフを
この胸に突き立てて
悪女の時間に幕切れを
いっそ駆け抜けたい
苦しみの向こう側へ
孤独の海で溺れ続け
黒い影が 心に染み込む
輝きある美しい歌声は
悲しみと涙のみを紡ぎ出す
裏切りだらけの
嘘の言葉は
自分の心までもが
毒をあおる
いっそのこと楽になりたい
消えてしまいたい
暗い暗い 海の藻屑となって
悲しみのピエロさん
さぁお願い
毒を纏った言葉のナイフで
この胸に突き刺して
悪女の時間に幕切れを
いっそ落ちてしまいたい
悲しみのずっとずっと底へ
悲しみのピエロさん
さぁお願い
毒に浸った言葉のナイフで
私の胸に突き刺して
貴方の手で
早く楽にして
悪女の時間に幕切れを
悪女の時間に幕切れを
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見たくない
知りたくない
全てのことから
目を背ける
いっそ嫌われてしまった方が楽だ
なぜなの?
貴方は私を
憎んでいるはずなのに何で今まで沈黙?
どっちつかずの
あやふやな態度に
泣き出しそうになる
もう 貴方のことが
分からない 何も見えないよ
大切にだって思う
誰よりも幸せになってほしいとも思う
それは本当の気持ち
何度だって振り切った何度だって切り捨てたそれでも許しきれない気持ちが 溢れてくるんだ
その度に 毒の言葉を発しながら 悲しくなる
怒りじゃない
憎しみよりも
悲しみなんだ
ごめんなさい
私の心が弱いばっかりに…
もう苦しみたくない
もう悪女でいいから
だからもう
私は何も見ない
何も聞かない
何も知らない
例え 一つの出来事が起きたとしても
私はその全てに
背を向ける
だってもう
怖くて仕方ないんだもん
だから私は
独りで泣く方を選ぶ