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笑って笑わせて
奴等は素敵な男達
なんといっても
その
どうしようもなさが
せつなくて
たまらんのです
いいなあ
かっこいいぜ
きっと
面白さに勝る
ものはないんだ
芸人さん
もっと笑わせて下さい
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朝
爽やかに歩いてく学生や
仕事顔して歩いてく
大人達を眺めながら
コンビニで買った
パンを食べました
テーブルに落ちた
パンのかすが
なんだかとっても
悲しくて
情けなくて
あぁ
まただ
俺
なんでここに居るんだろ
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退屈ではなく窮屈
手を伸ばすだけ
遠くなる
眩しくて辛い
強いだけじゃ
駄目なんだろな
優しいだけじゃ
駄目なんだろな
正しさが
目の前を通り過ぎてく
太陽に刺された
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思春期
俺にとってのヒーローは
音楽をやっていた
周りの事など気にもせず
ただひたすら
自分をぶつけるその姿は
まだ何も解っちゃいないがきんちょに
凄ぇわかりやすく
教えてくれた
俺もそろそろ
髭を生やしてみたり
白黒の上を
裸足で歩いてみようか
鼻毛の出た写真で
雑誌の表紙をかざったり
シャンペン三昧の毎日に溺れたい
赤いネクタイなんか
したりして
思春期
俺にとってのヒーローは
音楽をやっていたんだ
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動くに動けぬ
俺たちのキラキラ
冷めたら冷めたで
スカスカだし
だから俺たち
馬鹿になるんだぜ
そこは案外
自由なトコだった
世間知らずが踊るにゃ
丁度の良い
笑いの種と少女が香る
だから俺たちガッコ行く
もっと俺たちカッコ良く
きっと俺たちカッコ悪
そのままでいろよ
灼熱の十代
ブン投げろティーンエイジャー
その歴史は
いつかの一言のために
そうさ
俺たち
馬鹿になるんだぜ