詩人:大蛇 | [投票][編集] |
触れられる度脆く。
潰れた足を引きずりながら、
髪の毛を引き千切る。
そんな姿愛しいから
深く付ける
呼吸困難なくらい
深く潜る
痣ができるくらいに打ち付けて
蒼白く月に映る躯。
依存した錠剤を大量に飲み干した。
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過去になれば
良い事しか思い出さない。
過去になれば
悪い事しか思い出さない。
人間なんて
都合の良い生き物さ
辛い事が続いても
あたしは歌い続ける
喉が枯れようと。
だって約束したじゃない。
笑顔で会うと
次会う時は笑顔でねっと
君の背中を
視界が歪むまま
見送った。
又会える日まで、SA YO NA RA.
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降り頻る雨とか、
伝染したように左の腕の
平行線は増えて行った。
力強く腕に
『K』と掘って
涙を流して
煙草を口にした。
虚ろな目を左右揺らして
しがみつく
力弱く
それを直視できたあたし。
冷ややかになった体は痩せて、見る影もなく。
あの時笑顔等見れないかも知れないと
胸を疑った。
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頬を触れられて
いつから強張るようなったか。
忘れてしまった
遠い昔。
私は相も変わらず
こんな所を
突っ立っていた。
ねえ、
もう笑う事が上手くなったよ
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苦しいんだと思う。
この世の中宙吊りに
されてるように生きてて、
愛とか生きる意味
自分の価値とか
流され求めてて
疲れてくる
気付けばため息ばかりで。
泣けてくるんだよ
毎日が
昨日笑ってた子は
今日泣いてて
傷を隠すのだから
もう飽きた。
傷を背負う毎日が