詩人:大蛇 | [投票][編集] |
無機質な冷たいコンクリートの上で身体を押し付けた
紅い紅い薔薇の花が散るように
私の身体も真っ赤に染めあげた液体
切っても切っても忘れない記憶。
手首に針金を差し込んだ今。
痛くないと言い聞かせる瞬間。心臓が波打って
どうして血は真っ赤で肉を切ると痛いんだろうと、考えた日々。
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気にしない
誰が何を言おうとね
友達?そんなの居ない!みんな私の顔色疑ってるじゃない
ワガママに生きたいの!
洋服足りない!お酒足りない!お金が足りない!
貴方の理想なんて気にならない
私を愛してくれないなら貴方もいらない
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生温い液体
手を伝って身体を伝って
手首に入れた鋭いナイフに
切って切って切って切って切って切って切って切って切って切って切って
手首を唇でなぞって
味を確かめた
ちゃんと生きてるだろうかを確認するために
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自分の殻から出るために家を出た。
私はとても悪い子だから
貴方の敷くレールを辿る事なんてできない
かじかむ手を息で暖めて空を見る
この寒さもすぐ慣れる
頭にいい聞かせて、涙が溢れないように…
空を見上げるから
いい子になって帰って来た時は
叱ってくださいね
でも頭を撫でてホメてください
そぉしてくれたら私は世界一幸せな子になれるから
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重たい身体無理矢理起こし。
学校に向かう。眠気と吐き気が同時に襲う中で
今日は何をされるのか考えると、背筋が凍って胃が痛くて…
苦痛に耐えながら今日も…………。
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上手く言葉が見つからないから素直に言うよ
君が好きです。笑った顔が好きです。照れた顔が好きです。怒った顔はとても不安です。元気が無いときは慰めたいです。
どれも、どの顔も貴方の全部大好きです。
ずっと隣で見て活きたいです。
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そっと君の髪に口付けて『大丈夫だよ』と僕は微笑むよ。
全く弱音吐かない君。だから君が落ち込んでる時、精一杯受けとめるって決めたカラ
思いっきり泣いて、又僕に笑顔見せてよ?
笑っている顔が一番綺麗なんだからさ
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懐かしい夜の匂いに誘われて、
久しぶりに部屋いっぱい窓を開ける。
涙と一緒に込みあげる感情。
生まれて消えて行った思い出は一体私に何を残したのだろう。