詩人:大蛇 | [投票][編集] |
此処に来るのは少しだけ
寂しい気がする。
ただほんの少しだけ
笑ってるのが疲れた気がする。
ただ、胸に消えず
涙は溢れない。
涙さえ、消えたように
吐き出せずに 突っかかったみたいで
取り出せずにいるのよ
詩人:大蛇 | [投票][編集] |
苦しいんだと思う。
この世の中宙吊りに
されてるように生きてて、
愛とか生きる意味
自分の価値とか
流され求めてて
疲れてくる
気付けばため息ばかりで。
泣けてくるんだよ
毎日が
昨日笑ってた子は
今日泣いてて
傷を隠すのだから
もう飽きた。
傷を背負う毎日が
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頬を触れられて
いつから強張るようなったか。
忘れてしまった
遠い昔。
私は相も変わらず
こんな所を
突っ立っていた。
ねえ、
もう笑う事が上手くなったよ
詩人:大蛇 | [投票][編集] |
降り頻る雨とか、
伝染したように左の腕の
平行線は増えて行った。
力強く腕に
『K』と掘って
涙を流して
煙草を口にした。
虚ろな目を左右揺らして
しがみつく
力弱く
それを直視できたあたし。
冷ややかになった体は痩せて、見る影もなく。
あの時笑顔等見れないかも知れないと
胸を疑った。