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乙の部屋


[8] 言葉売り
詩人: [投票][編集]


夢を描いていた筈なのにね、
君が描く絵はどこか、シビアな造り物に為り初めていた。

誰かにかける優しい言葉の定義と、
夢を目指す美しさを語った戯言がさ、
まるで商業主義の安売り笑顔のようにそこに並ぶんだ。

今なら安くしときますよ、えぇ、えぇ。



本当はさ、描きたいのは自分の夢だっただろう。

他人の望むような言葉なんて、
そろそろ分からなくなってきた。

2004/04/20 (Tue)

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