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ユズルの部屋


[118] おとぎ
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


あの日っていつだか覚えていないけど
あの日見た 水色のドレスが綺麗で
宇宙に放り出されそうになって
あわてて 瞳を開けたんだ

寝っ転がったら 妖精がいて
なにも言わずに笑ってる
深い水の底からは いつも
違う世界に つながる

ハイヒールは痛いから
いっそ はだしで 歩くよ
どこまでも行ける気がしてる

飛べなくても いいや
あの綺麗な城に行きたいけど
行けなくても いいや
おとぎの国にも 慣れてしまう
そんな習性が いや

そんな毎日が いや

2009/01/26 (Mon)

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