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ユズルの部屋


[15] クルトプルス
詩人:ユズル [投票][得票][編集]


疲れた身体を あったかい椅子に預けて
目を閉じても伝わる 光を抱いて
胸がきゅっとなるような 雨の日の
君の後ろ姿だけ 想った

忘れられたらいいのにね
悲しいことだけ 洗い流せられたら
小さな言葉に ひとり笑った
目を開ければ ほら 綺麗な空だよ

心のままに 思い描いてみる
青い空を 君と手を繋いで歩く
こんな気持ちだけで 充分なら
会いに行けるだろう 待っているかな

胸がきゅっとなるような 雨の日の
君の後ろ姿が つなぐ
胸が暖かく震えるような こんな日に
二人笑い合う時間まで つないでるんだね

胸いっぱいで 自転車を漕ぐよ
軽々と 坂道も のぼっていける


2008/03/31 (Mon)

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