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ユズルの部屋


[151] 裸の夢
詩人:ユズル [投票][編集]


鏡の中の世界に
君が 知らぬ間に行ってしまっても
いつもどおりに笑うなら
私は 気付かなかったかもしれない

母のお腹の中のような
羽のような優しさに
気付かないうちに守られていた
そしてそれに慣れきっていた
私 最低だよ
今までごめんね

今 震える声と指先が
澄んだ蒼い空気を 飛んで
愛とか未来とか
嫌いだった言葉さえ 天使の翼になるよ

一番綺麗な水を 風を 君に
世界は今 初めてゆらめいて
ひらけていく 光が舞う
私は 君と 生きるよ

2009/11/11 (Wed)

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