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ユズルの部屋


[177] こいしい
詩人:ユズル [投票][編集]


つまさきだちの足が
朱くそまって 痛い
届かないのに 無理をして
髪の毛は 乱れてしまう

密かに覗きこむ 長い穴から
そのやわらかな 手を見ている
僕に 触れてくれたなら
嬉しくて 空も飛べるのに

光の雨が降る 眩しい夢を見る
君に 響きたい いつか

2010/07/15 (Thu)

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