つまさきだちの足が朱くそまって 痛い届かないのに 無理をして髪の毛は 乱れてしまう密かに覗きこむ 長い穴からそのやわらかな 手を見ている僕に 触れてくれたなら嬉しくて 空も飛べるのに光の雨が降る 眩しい夢を見る君に 響きたい いつか
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