夕焼け空に 誘われて玄関の扉をあけたらゆるやかな坂に淡い色の あやふやな恋が幾つも転がっていた微笑んで くすんだ輝き見つめてた逃げ出すことが みんな意外とへたで 嘘もへたとうの昔に 捨てたはずの響き星の下 街の角で 再会したり希望なんて ちゃちなものポケットに忍ばせてみたりくすぐったくて せつなくてぼくらはいつも 笑って何を口にしよう 何を伝えたいぬくもりの真ん中で 揺れてる
[前頁] [ユズルの部屋] [次頁]