くらくら しますだって 槍が降って淡い花びら 舞ってどろまみれの 靴を涙で洗う 日々だ丸いガラスに 何を写してもやすらいだり 眠ったり できないのどんな あたたかな ぬくもりがこの右手に 触れても左手は 冷たい焦りに ゆらぐかわかないよ 涙
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