幕開けを覚えていますか少しずつ変わり始めていたあの胸の高鳴りと優しいと気づく前の優しさをどん底ではないと気づく前のどん底からの再生をそうしてそれから連鎖と繰り返しの海で飛んで落ちて泳いでそれから僕は人を泣かせ笑わせ傷つけて喜ばせてそれからひとつ年を経たこれから僕は同じ海で亀の歩みよりも少しずつほんの少しずつゆく年すべてのものありがとう さようならなんて言わないよありがとうこれからも よろしく
[前頁] [ユズルの部屋] [次頁]