詩人:ユズル | [投票][編集] |
朝が呼び起こす 日常という名前
映画みたいなワンシーンなんて
潜んでやいやしないし
階段を ひとつひとつ上がっていく
この右足も左足も憂鬱を纏って
縋ろうとする自分の醜さから逃げたい
夜が呼び起こす わたしたちの時間
現実のうえに創り上げた空間
虚構でも 愚かでも 自分を許せた
まあまあの日常が
想像を欲して
からだじゅう
光あふれるイメージ
イメージだよ
満ちたりた想像が
創造を欲して
せかいじゅう
本当は 日常が 輝き出して
導き出して 変わりたくて
変えたくて
言葉にしないけど
成長しつづけていくんだよ